☆さてさて、
イクメンとしての仕事以外の時間を確保するために、
ビジネススキルをあげましょーや、というシリーズ。
特にホワイトカラーとして重要な、
というか仕事の大半を占める
ドキュメントコミュニケーション
の技法について取り上げています。
ストーリーを作ってからパワポを作ろうということと、
参考記事:ダメ、ゼッタイ! ストーリーを考ないでパワポ作るなんて
パワポを作る前には手書きで書いてから、
参考記事:現代でも生きる写経の効果 パワポはまず手で書こう
というワザをご紹介しました。
今日は、もう一歩踏み込んだ、
そもそもの質とスピードを上げる方法をば。
☆皆さんは、
「仕事」と「作業」の違いを意識していますか。
「仕事」
・・・成果を出すために思考・思索をすること
アタマを使って、新しい価値を生み出すこと
「作業」
・・・「仕事」をするための準備、
「仕事」で考えたことを実行すること
手足を使うこと
です。
これまでの例で言うと、
▼ストーリーを考える・・・「仕事」
▼スライド構成とストーリーを考える・・・「仕事」
▼考えた構成を手書きする・・・「作業」
▼手書きしながらストーリーをチューニングする・・・「仕事」
ですね。
あと、付け加えると、
▼考えたことをパワポに落とす・・・「作業」
ですので。
これ一番大事です。
実は今まで仕事と思っていたことが、
単なる作業だった・・・
こういう風に考え方が変わると、
今までの仕事を劇的に見なおそう、
という気が起こる、ターニングポイントになります。
☆で、
「仕事」が何を指すか、が分かったとこで、
この「仕事」のレベルを高めていく方法です。
まずこの「仕事」。
アタマを使うことなので、
まとまった時間が必要なのと、
反芻が必要だということです。
やっぱりパッと思いついたことというのは、
浅はかな部分があり、抜け漏れも多いモンです。
それを潰して、完成度を上げていく
一定の時間と繰り返しの思考が必要なんです。
イクメンにとっては、
■そんな時間ねーよ
という声が聞こえてきそうですがね。
だって、普通に今までの仕事=「作業」をしているだけでも
パンパンの時間で、ギリギリに帰ったりしているのに、
その上これ以上「考える」時間を取れというのは、
ムチャなことに思えるかもしれません。
ですが、そこの考え方を転換して欲しいんですね。
☆「仕事」の時間、
イコール考える時間というのは
別に机の前じゃなくてもいいですよね。
昔から考えるのに適した場所、
特にいいアイデアが浮かぶ場所というのがあります。
三上(馬上、枕上、厠上)です。
馬上とは「馬に乗っている時」。
現代風に言えば、車を運転している時や、
電車に乗っている時でしょうか。
いわゆる移動時間です。
枕上とは、寝る直前、
厠上とはトイレで用を足している時です。
アタマを空っぽにして、
ぼんやりと仕事の時を思っている時、
その時に良いアイデアや、
さらに練り込んで完成度を高める考えが浮かぶんです。
だから、昔から「枕元にはメモを置いておけ」とか言われるんですね。
イクメンも同じで、
こういう
●会社の机の前に居ない
●でも仕事のことを考えられる時間
を大事にすべきだと思うんですね。
こういった時に思いついたことや、
練りあげることができた考えを、
●アウトプットするのが会社に居る時間
●要するに会社では「作業」に専念する
とすれば、「仕事」の質とスピードを
劇的に高めることが出来ます。
これなら、子どもといる時や、
ゴハンを作っているとき、洗濯物を折りたたんでいる時
にもできますよね。
☆イクメンは、
物理的に「自分のために使える時間」というものが
制限されています。
忙しいビジネスパーソンもそうですが、
パラメータが「自分」だけではなく、
「自分以外」の子どもや家事といったものに、
制限されているのがイクメンの特長です。
だからこそ、
「仕事」と「作業」の考え方を徹底して、
会社に居る時間、机の前に座っている時間以外の、
「仕事」の質とスピードを高めることを
少しずつでも積み上げていく意識と実行が大事ですね。
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