★年初の状態からはありえないスピード感



はい、タイトル通り別居して2年でやっとこさ離婚成立です。
4月の末に裁判所立会のもと成立いたしました。
いろいろ気にして頂いていた方々、どうもご心配をおかけしました。

周りの皆さんからは「えっ?まだしてなかったん?」とヤイヤイ言われましたが、晴れて(?)バツが付きましたw

この成立で何か変わるのか?と言ったら、まあほとんど何も変わりませんね。すでに別居して2年なのですでに子供の生活にタッチ出来ることはないですし、子供との面会交流も(若干元おツマ様とのやり取りがうっとおしいことはありますが)滞り無く行われていますし。ワタシはワタシで生活基盤も出来上がって、生活のリズムもできているので大きな影響はありませんから、ホントに「法律的に」離婚が成立しましたよ、というだけでしょうか。

ま、これからは行政や公的な身分証明ではバツイチということで扱われることになるので、新しい発見があるかもしれません。それでも実質バツイチとしての生活をしていたので大きく変わることはないと思いますが。

でもホントに一段落してホッとしています。
というのも実は、2022年の年初には4月に成立するなんて想像もできなかったからなんです。




★理屈が通じる世界ではないアプローチが必要



2022年の年初には、「もうすぐ別居して2年になるぞ・・・いつまでやるんやこれ・・・」という感じの調停状況でした。

なんせ調停が始まって1年が経っている(別居してすぐに調停は始まらなかった)ものの、離婚条項の骨子案さえもできていない状況でしたし。なんなら、条件面の話し合いだって、クリティカルなものが全然まとまっていませんでした。調停官も困り果てていて「いつ調停不調で終わらせましょうか」と投げかけてくる状態。関係者全員が出口が見えない状況だったんです。

だって、元おツマ様以外の全員(弁護士の先生含む)はロジカルに条件面の話を進めようとしているのに、元おツマ様だけが条件面ではないワタシの振る舞いや言動を取り上げては「気に入らん」ということを言い続けていましたから。それを無視するわけにいかないし、でもまともに取り上げていたらメインストリームの条件面の検討が進まない、だから関係者で手を変え品を変え落し所を見つけて納得をしてもらう、という全然ゴールに向かって最短距離じゃないことに労力が取られて疲弊していました。

今思えば、元おツマ様は調停を「夫婦喧嘩の延長線上」ぐらいに捉えていたんでしょうかねえ。法律的な落し所を考慮せずに、ジブン論理を主張し続けるのは夫婦間であるから許されることであって、第三者まで巻き込んでの調停という場でそういうことをするのは、ワタシには理解できないんですよねえ。
ま、そういうところが元おツマ様たる所以であり、ワタシが無理だったところでもあるんですが。

それでもこういう状況を打破して、離婚成立というゴール(調停はあくまで成立がゴールだから)に進むためには、


 ちょっと理屈の世界のハナシじゃないな


と直感的に感じていたんです。
だって、調停かどうか、夫婦喧嘩かどうか関係なくジブン論理をぶつけてくる相手ですから。もう法律的な落し所だとか、理屈がというハナシじゃないということです。


★「反論」という混乱を招いていたものを止めるために



ここでワタシは「シャドー」という概念にめぐり逢います。ま、それはここらへんを読んで頂ければと思いますが、


これまでの2年間で学んだこと③  -他人のシャドーを引き出してしまうワタシの様式


不快な嫌悪感をどう処理するか?

情動を感じ、表現できるようになったら話が早かった



この人間が、他人を攻撃して、ジブン論理をかざすメカニズムの理解を深めていけばいくほど、ジブン(ワタシ)自身もこのメカニズムが働いていることに気付かされます。そのメカニズムの最たるものは何かと言えば「反論」です。

調停官含め、元おツマ様の主張にはうんざりしていたんですが、その主張に真っ向からワタシ自身も反論して主張をぶつけ合っていたことにも、関係者はうんざりしていたんです。だから、皆さん出口が見えない辛さがあった。調停の場=法律をバックグラウンドとした戦いの場で反論するのは当たり前のように思いますが、これが泥沼化させている根源だったと気づきました。

反論をしているということは、相手の主張に嫌悪感を抱き反応(反射)をしているということ。そして、


  ああ、相手に対して嫌悪感を持つということは、ジブンのシャドーが暴れているんだな


と、身をもって気づき、体感した貴重な経験となりました。
でもね。気づいたからといって、これは簡単には修正することができません。だってシャドーは無意識レベルのメカニズムですから、ジブンの顕在意識上で何かコントロールすることは難しいからです。

だからワタシは「無意識レベルにアクセスできる方法」の一つである瞑想を取り入れました。このシャドーを暴れないようにさせる瞑想はいくつかあるんですが、ワタシはハワイの伝統的な方法であるホ・オポノポノ瞑想を取り入れました。







これを毎日15分×2回、しこたまやり続けたんです。
もちろん最初はすごく苦痛ですよ。たった4語の繰り返しを15分間ですから、雑念が浮かぶ浮かぶ。集中することがすごく難しい。でも雑念が出ようが、「今日はイマイチ集中できなかったな」と思っても毎日続けたんです。

すると2ヶ月経たないぐらいから、周りの流れが変わり始めたことに気づきました。もちろん、ジブンが変わった、元おツマ様の主張に対して反論をすることなく淡々と条件面を詰める作業に没頭できるジブンが現れてきたこともあるんでしょうが、そんなジブンの変化を周りはちゃんと拾ってくれて、この調停自体の流れが変わったんです。


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調停官には「この主張に対しての反論は良いですか?」と言われ、「ああ、もう言いたいだけだと思うので放っておきます」と伝えると、「一歩引いて頂いたんですね」と言われるぐらい(笑)ちょっとした絆ができちゃった。

そこからトントンと2ヶ月で成立ですよ。
「じゃ、次は成立ということで」となったときには、びっくりするぐらいのスピードで滑らかにコトが進んだな、という何かジブンをジブンの背後から別人を見るみたいに超客観的に居るジブンがいました。


★そして、最終課題まで降ってくるのがニクいところ



ですがねえ、神様というのは、まあちょっと意地悪というか、ワタシの今のテーマが何かをよく分かっていらっしゃって、成立時には少しトラブルがあったんです。
ま、これはまた別の機会に説明しようと思いますが、もうこれで文章を読み上げれば成立です、というタイミングで、ワタシのシャドーをムクムクと起き上がらせるような、一般的には「ムカつく」という言葉で表現される出来事がありました。

でも、ワタシはそこでシャドーに振り回されずに理性を持って対応できたと思います。その出来事があった時には、とっさにホ・オポノポノ瞑想に入りシャドーが出てくることをジブンから区別し(何のこっちゃ分からんかもですが、これもまた別の機会に)、理性を持ってコトを進めて成立に至りました。

ジブンの無意識にアクセスできる方法を知らなければ、反旗を翻して不成立になっていたかもしれません。「あんなもん成立させたらあかんやろ」とキレて毒づいていたかもしれません。これはメソドロジーを知って日々鍛錬していてホントに良かったと思います。
また、4月の末からトランスサタニアンが逆行を始めることや、5月の蝕の季節が始まることも知っていたこともプラスに働きました。ここで反旗を翻して不成立にしこれ以上引き延ばすことは、ジブンにとって大きなリスクがあり、決してジブンのプラスにはならないことも理解していましたから。だから、相手の大ポカがあったとしてもそれを飲み込んで、-半ば強引に成立に持っていった-と言っても過言では無いと思います。

イヤ、ほんとニクい演出ですよ。まじで。
一つ間違えれば弁護過誤になるような大ポカが、1年も続いた調停の最後の最後で出ますか?ってな感じでしたから。
人と人とが対立するメカニズムとそれを解消するメソドロジーを知っていなければ、あの最終課題はクリアできなかったと思います。この知識とノウハウは、他人と接する時には必ず直面することを乗り越えるものですので、この後の人生のいろいろなシーンで役立つと思います。
そして、まだ今回の離婚成立を完了しきれていないように見える元おツマ様とのやり取りは続きますので、まだまだ使うシーンはなくならないんでしょうね、と思っています。







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