☆ええと、
 夫婦間の会話というのは不思議なもんだと思います。

 左脳的で論理的な会話を好む男性と、
 右脳的で直感的な会話を好む女性で、
 毎日コミュニケーションを取っているわけですから。

 そこで、普通は合うはずのない内容が、
 阿吽の呼吸で噛み合っているんですよね。

 ただ、よく噛み合わないことも起きますが(笑)


☆女性側がワーママである場合、
 どうしても仕事をする場面では、


   ●男性的な会話をしなければいけない


 というのが実情です。

 だって、仕事場って、何だかんだで男社会ですもん。
 仕事って論理ですもん。ロジカルにおかしいことはしない場ですもん。

 いくら女性脳を持っていようが、
 

   ●左脳を使って、ロジカルにコミュニケーションを取る


 ことを求められる場だからです。


 これは、ある意味男性にとっては、
 自然で、やりやすい環境だと言えます。

 なので、この環境に慣れていると、
 家庭でも、


   ■ロジカルな会話を自然としてしまう


 んですね。

 すると直感的な会話をしたい女性との
 ハレーション(摩擦)が起きるわけです。

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 よくある、


   ■結局、結論は何なのよ?


 という宣戦布告のような一言ってやつです(笑)


 



☆一方、女性はというと、
 仕事場ではロジカルでも、
 家に帰ってくると、途端に直感的な会話を好むスイッチが入ります。
 意識しているかどうかは別として、
 完全にスイッチが切り替わるので、
 男性から見ると、


   ●おお、神秘的な現象だ


 とも思える程です(笑)


 そして、そんな直感的な会話の内容を、
 オットが拾えていないと、


   ■どーして分からないの!?(怒)


 と、これまた戦争勃発の一言になったりするわけです。

 
 こんな暗喩を含むような、
 「あれ」「これ」だけの指示語の裏の裏まで読むような、
 分かりにくい会話で、ちゃんと仕事できてんのかな?と
 心配になったりもするのですが、
 ツマの職場での評判は上々であればあるほど、
 男性は「なぜ?それが家でもできない?」と思ったりもするわけです。
 

 ちなみに、私は男性ですので、こっちから見た感想を言うと、


   ●ああ、こういうイヤな上司っているよねえ~


 という感覚と似ています。

 

☆ほら、いるじゃないですか。
 一度、「コイツは使えんな」とレッテルを貼った部下に対しては、
 厳しく、ネチネチと当たる上司が。

 一見、育てるつもり見えなくもない、


   ■だからさあ~、次に何をしたら良いかわかる?


 という質問をしておきながら、
 部下が少しでも自分と違う考えを言ったり、
 最悪な時は、大筋正しいことを言ってたりしても重箱の隅をつついて、


   ■いやあ、そうじゃないでしょ。だからダメなんだよ。


 と、ネチネチ言うヤツ。


 これって、周りで聞いている無関係の人まで、
 非常に不快な思いをしてて、
 その上司に可愛がって貰っている人まで


   ■あ、この上司は要注意なんだな


 と、「危険な上司」としての評判が根付いているんですがね。
 上司本人は気づいていませんが。



 周りの人でも不快なので、
 言われている本人にとっては、もうストレスMAXなこの状況。

 本人の心の声では、


   ●そんな細かいことまで、分かんねーよ


 というのが正直なところじゃないでしょうか。
 というか、コミュニケーションの鉄則は


   ●相手に分かって貰ってアクションしてもらう


 なので、その努力を怠っているとしか思えません。
 アクションに繋がる指示を出すのが上司の仕事だろーがと。


☆で、なんでこんな話をしているかというと、
 ツマから直感的な会話をされ、
 その意図するところを掴みきれずに、
 怒られたオットは、同じような感想を持つからなんです。

 上司じゃなく、ツマなのでもっとマイルドですが。



   ●いやー、ホンマにわからんなあ。ごめんやけど。



 という感じ。

 別にツマを愛していないわけでもないし、
 分かろうとしていない訳でもない、
 努力をしていない訳でもないんですが、



   ●ホンマに意図するところを掴みきれない



 って感じなんですね。

 そんな心境の男性を前に、
 ツマが怒ると、男性は萎縮してしまうこと必至です。
 平たく言うと、ナイーブな男性は凹みます(笑)


☆で、女性陣にお願いが。

 ワーママなら、仕事場では相手が分からないなら、
 噛み砕いて説明してるでしょ?
 デキるワーママほど、そうだと思うんです。

 だから、オットにも噛み砕いて説明して上げて下さいm(_ _)m


 いや、「家族なんだから分かるでしょ」っていう意見も分かりますが、
 それでも、突っぱねて何かイイコトありますか?
 オットに何かアクションして欲しいから、
 コミュニケーションを取っているわけで、
 相手も努力していない訳じゃないので、そこは折れて下さいよ。

 ちなみに男性は、右脳というか直感的に理解することは
 一生できなくても、
 左脳を使って、


   ●パターン登録


 していくことはできるんです。
 そういうことは仕事で延々と鍛えられているから。

 だから、最初は全部噛み砕かないといけないですが
 パターンが蓄積されてくると、
 徐々に10割だったのが、8割、6割と下がってきますから。

 しかも、特典付き。
 パターン登録されているはずなのに、
 そのパターンが認識できないとなると、


   ●ツマが怒ってもOK


 になるんです。
 それは男性にとって、わけも分からず怒られる行為ではなく、


   ●あ、これはオレの失敗だ、認識不足だ


 と素直に認められるからなんですね。
 よく分からんでしょ、男性のアタマって。
 でも、この怒られ方では、男性は凹まず、
 前向きになれるんすよ。


☆しかし、何で神様は、
 男性と女性で脳のタイプを分けたんですかねえ。

 そんなことをしなければ、イロイロなことが円滑にできるのに。
 無駄な衝突やそれを回避、解決する労力も
 他に振り分けられるのに。

 でも、そんな男女が愛し合って結婚するので、
 これまた不思議でもあるんですが。








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